« 二百四十六話 完全雇用状態 | トップページ | 二百四十八話 最低賃金1000円 »

2016年1月 3日 (日)

二百四十七話 景気の材料と賃上

 大手企業は好業績ですが、中小企業はそれほど良くありません。消費が今一つ、インバウンド効果は一部に留まっている、人不足、人件費の上昇、円安原料高、管理コスト上昇、極めて不安定世界情勢などマイナス材料には事欠きませんが、足元での良い材料は見つけにくくなっています。政府はアベノミクス成功のために今年の賃上を何としてでも昨年並み、もしくは以上に持っていきたいところですが、先行き不透明の中、企業は慎重です。とくに中小企業はそうです。たとえ大手が昨年並み0.5%のベアを実施しても、中小はついていかないでしょう。けれども、少し長い目で見れば近年には無く、好材料は揃っているように思われます。
 三つのバズーカといわれる、東京オリンピック、インバウンド、TPPはこれから本格化するでしょうし、IoT、フィンテックは今年確実に成果を上げそうです。ドローン、自動運転、人工知能、ロボット、クラウドファンディング、0円決済など、アイデア段階だった技術革新が一気に実用化段階に入りそうです。当然、その恩恵は大手中心になるでしょうが、すぐに中小まで裾野は拡がるはずです。
 そう考えれば今年は悪くはなさそうですが、中小の賃上のブレイクはなさそうです。あっても昨年上がった初任給の調整、あるいは人が採りにくい職種などの調整くらいでしょう。当面は業績が上がれば賞与、次に査定昇給で、そのかたちが定着しています。中小にとってのベアは世間相場との乖離ですから、全体を底上げするような大きな賃上はしばらくは起こらないと思われます。

初詣は天照皇大神と素戔嗚尊をまつる近所の弓弦羽神社(ゆずるは)へ。例年Photoは参拝客3がちらほらの閑静な神社なのですが、今年はスケートの羽生結弦選手のお蔭でどっと人が押し寄せるとかの噂で早朝4に参って来ました。昼間は噂通り参拝客が列をなしていたようですが、早朝は意外に数人程度でゆっくりお参りできました。それにしても、この神社は、サッカーのときは八咫烏のお守り、今度は名前つながりで羽生選手を引き寄せるなど力があります。もちろん羽生選手の活躍はご利益のお蔭でしょう。肖りたいものです。

 

| |

« 二百四十六話 完全雇用状態 | トップページ | 二百四十八話 最低賃金1000円 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 二百四十七話 景気の材料と賃上:

« 二百四十六話 完全雇用状態 | トップページ | 二百四十八話 最低賃金1000円 »