三百二十一話 大阪の中小企業の賞与
日経によるとこの夏の賞与は二極化が進んでいるようです。
22日発表の大阪シティ信用金庫の調査(大阪府下約1000社、20人未満の企業が約8割のデータ)として、賞与を支給する企業の割合が前年比1.7ポイント低下したものの、支給する企業の平均支給額は260756円で0.81%(2084円)増加としています。確かに同金庫が分析しているように、二極化の様相です。
規模別では20人未満で支給が54.7%で2.1ポイント低下、50人以上だと91.6%で9.0ポイント増加で、ここでも二極化、少人数規模で厳しいのがわかります。また、業種別では卸売業、運輸業の低下が目立ち、依然、小規模の流通にしわ寄せがいっている状況がうかがえます。
新聞記事でも景気は悪くはないといいますし、夏の賞与も大手を含めた全体では大方のシンクタンクが1%程度の上昇予測です。でも、実感が薄いのは、やはり末端が元気がないからでしょう。また、人不足は中小企業の業績アップの機会を予想以上に奪っているようにも見えます。
逆にこの夏の賞与を増やせた中小企業はもっとアピールしても良いといえそうです。
グランフロントにある話題の近大マグロを話のネタに食べておこうと思いつつ、どうも列に並ぶ、待つのが苦手で4年も経ってしまいました。少し前に関与先の社長さんから「時間を外せば案外大丈夫ですよ」と聞き、先日昼時に少し早めに行ったら、お蔭様で並ばずに入れて、ようやく頂戴することができました。でも、わずか10分後には長い列ができてましたから、ちょっとしたタイミングみたいです。それにしても、いまだに列ができるとは相変わらずの人気ぷりです。確かに、ホンマグロがたっぷりの鮪丼昼定食が1650円は値打ちといえるでしょう。でも、わたしなど素人には養殖モノかどうかなど、さっぱりわかりませんが。
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