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2018年1月24日 (水)

三百五十一話 賃金債権の時効期間

 昨年5月に成立した改正民法を受けて、賃金債権の時効期間の変更が検討されています。
 これまで職種等でバラバラだった未払金や滞納金の民法の時効が今回の改正で、5年(権利を行使できることを知った時から)に統一され、2020年に施工されます。現在、残業代の未払いなどの時効は2年ですが、2年にする特段の理由がないとするなら、この5年に統一されることになるでしょう。多くの中小企業にとって、この未払い金等の5年の遡りは影響の大きい問題と思います。
 また、今国会で総労働時間規制の法案が通りそうですし、労基署は2018年度より監督官のOBを雇入れ、調査を強化しそうです。違法残業や長時間残業の規制はいっそう厳しくなるばかりで、もはや、きちっとするしかない状況です。
 どうやら、自社の現状を見直すなら、2020年までに済ましておいた方が良さそうです。 

Nintendo Laboという任天堂のゲーム機Nintendo Switchに連動する段ボールを組み立てるキットが4月に発売されるようで、話題になっています。これは発想が凄いし、キットがよくできていて、ヒット間違いないでしょう。バーチャルの世界から実物の「モノ」の世界へゲーム機が踏み出しました訳ですが、なによりもプラモデルとかではなく段ボール製というのを賞賛したいですね。自分の発想で一から紙でつくれて、その「モノ」に合わせてアレンジできるようなソフトでも出て来たら、さらに面白いのですが。

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