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2018年5月10日 (木)

三百六十六話 ブーメラン社員

 何かの事情で一度退職した人を再雇用する制度を取り入れる企業がジワリと増えてきています。また、厚労省も制度化を経済界に勧めているようです。16年の産労総研の調査では、理由を介護や育児に限定すると、およそ3社に1社が復職制度があるとしています。
 復職について中小企業では、制度化はしていないものの、事情を勘案して個別には対応している会社は結構あるでしょう。そのような会社は制度化の可能性が高そうですが、そういった積極推進の可能性のある会社が在る反面、意地でも絶対認めない会社も多いと思います。人材へのそのようなこだわりは、中小企業の良い面でもあるでしょうが、それもこの人不足の状況下では変わらざる得ないかもしれません。
 一度退職した人が元の会社に復職した社員をブーメラン社員などと呼びますが、会社にとってブーメラン社員の大きなメリットは即戦力性にあるといえます。これは、捨てがたいメリットに違いありません。また、制度化する利点は採用、定着にプラスになることです。中小企業でも、わが社は「復職制度あり」の看板を検討する会社が増えることでしょう。でも、会社としては「なんでもかんでも」はいやに違いありません。工夫が求められます。

ガソリン車に乗っていると気がつきませんが、EVスタンドは知らぬ間に随分と普及していまEvす。GoGoEVというマップで大阪市内を見ると写真のようにビッシリ。全国では2万7千ヶ所以上といわれていて、ガソリンスタンドが3万ヶ所ですから、間もなく抜くでしょう。もはやガソリン車の次はEVに決定となりました。
 
 

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