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2020年5月

2020年5月25日 (月)

四百四十五話 人事におよぼすコロナの影響①

 企業環境の大きな変化は人事制度にも変革をせまります。各社は新型コロナ禍の対応で今はこの場をいかに凌ぐかに追われていますが、ある程度収束しだせば、コロナ後の方向が見えてくるでしょう。収束がいつ、どの様になるか見通せないために、予測できない点は多いのですが、わかってきていることもあります。
 テレワーク、時短、時差出勤等の浸透で、これまでの働き方のタガが外れ、柔軟な働き方が一気に浸透すると思われます。場所と時間をこれまでの常識に拘らなくとも、支障はない、むしろ生産性が上がる仕事があることが露呈してしまいました。今は緊急対応ですが、これを通常の体制に取り込むために規程の整備が進むことになりそうです。
 このことは、評価基準がより時間から成果に、プロセスから成果にシフトすることに繋がるでしょう。年功の払拭はさらに進み、仕事ぶりよりも成果重視になることが予想できます。
 評価基準というのは、仕事のあり方の反映です。「成果重視」は「成果」が明確にならないと、評価制度を変えただけでそうなるわけではありません。そのことは90年以降の人事の歴史が教えてくれています。
 なにが「成果」かは、上司と部下、部署、会社で共有しないとなりません。それは「仕事の指示」のあり方が変わることを意味します。
 

 

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