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2021年10月21日 (木)

四百七十五話 人手不足の再来

 感染者の急激な低下、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の解除、ワクチンの浸透率のアップ、経口新薬等の供給の開始など期待も交えて、経済活動がコロナ前に向けて動き始めています。おそらく、第6波は来るでしょうが、山も小さく収束も早いと予測する人が多いようです。なにより、重症化率は確実に低くなるでしょう。それらを見込んで、景気は上向いてきています。
 経済活動の高揚と共に人材不足が懸念されます。日本総研のデータを見ると、このコロナ禍の1年間に対面型サービス業では19万人が他業種へ流出しています。製造業、卸小売りも対面型サービス業ほどではないですが、5万人前後流出しています。これらは当然ですが景気が回復したからと言って直ぐには戻りません。これから、年末以降は採用で困る企業が続出する可能性が大きいと言えます。中小企業は来年、コロナ前以上に人材不足、採用難が懸念されます。

✒  東京国立にスタッフが全員障がい者というスターバックスコーヒーがあります。日本のスタバではここだけ、世界で5番目ということです。手話Photo_20211021100101 Photo_20211021100102 ーダーできるよう   になっている(もちろん普通にオーダーもできます)のですが、その他は何ひとつ他のスタバと変わりません。スタッフはとてもてきぱきと働いていて、お客の不自由はまったくありません。珈琲をオーダーしてしばらく仕事をしていたのですが、働きぶりを見ていると清々しい気持ちになります※写真の看板のスタバの文字が手話になっています。店内は撮影禁止のため外観だけです。

 

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