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2021年11月12日 (金)

四百七十七話 賃上げの年

 第6波は来るでしょうが、コロナ禍に一定の目処がついたという社会的な認識が広まれば、経済活動は活発化しはじめるでしょう。2年間の停滞を取り戻す動きは、急激に且つまだらにやって来そうです。
 長引く物流の世界的な停滞と東南アジアの工場の停滞、原油の高騰の影響でで物価は上昇しはじめています。物価の上昇と共に賃金も上がっていくでしょう。また、コロナ禍で流出した人材は、景気が戻ってもすぐにはもとに戻りません。サービス業、卸小売業、製造業で50万人は流出していると思われます。その穴埋めをするために人材を採り合うのは目に見えています。これから人不足が急速に起こり、賃金を上げないと人材は採れなくなるでしょう。合わせて、岸田政権は賃上げ政策を打ち出し、労使に賃上げをせまることでしょう。
 加えて、人不足、賃上げは世界的な流れですから、優秀な人材を海外から集めるためには、大手は賃上げをせざるを得ません。それは、一律ではなく、まだらに起こるでしょうが、賃金の下方硬直性から、全体を押し上げることになりそうです。
 来年は賃上げの年に間違いなくなるでしょう。賃上げをできる会社とできない会社でさらに差は広がりそうです。

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