四百九十四話 新刊「はじめてリーダーになったら必ず読む本」
明日香出版社より弊著新刊「はじめてリーダーになったら必ず読む本」が今月下旬に発売となります。
この本で扱うリーダーとは、班長や主任、係長、チーフ、チームリーダーなどと呼ばれる、現場の監督的に立場にあり、管理職候補といえる人を指します。わたしの関与先の会社でも、この人たちは足元の仕事を確実にまわすためのコアであり、今日の業績を確実にしてくれる人たちであり、最も忙しい人たちです。そのように重要な立場であるにも拘らず、なかなかこのクラスへの教育育成がままならないのが本当のところです。
近年、中小企業においても、新人と管理職教育は進みましたが、このクラスの教育はおぼつかないのです。理由は明確で、この人たちが抜けたら現場は途端にまわらなくなるからです。そのジレンマを埋めるつもりでこの本を書きました。したがって仕事の合間に読めるように、ややこしい、難しい説明はイラスト頁にし、本文はサクサク読めるようにしています(本はぶ厚いですが、半分イラストですから思ったより早く読めます)。
前作「人をつかうのが上手な人のリーダーのワザ」でも同じクラスを対象に書きましたが、今回は「チームづくり」をメインテーマに、そのコツを随所に並べています。また、リーダーにとって「余計な仕事」と思われがちな「目標管理」や「人事考課」もリーダーのツールと思えば、強力な見方にできることを後半に載せていますし、経営者にとっても積極的に人事制度を管理職や監督職の「ツール」として見ることを薦めています。
読み流すことも熟読することも可能な構成になっています。リーダーやリーダー候補、管理職、経営者の方に一つでも参考になる箇所を見つけて貰えれば嬉しいかぎりです。
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